中島安里紗とゆかいなかまたち・松 48871


6日、vs笹村あやめ戦について

1:ハート :

2019/10/03 (Thu) 23:40:06

 う~ん、正直勝ち負けの興味はあんまりないですねえ。

 ウェイト的にはささむーさん、まるで勝ち目がない事もなくて、中島安里紗60kg(160㎝)、ささむー64kg(154cm)ですから。おお、勝ってる。計量オーバーだ(^^;。

 ただやっぱりささむーさんが勝つ絵はちょっと思い浮かびません。
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 こうなるとささむーさんがどれだけ頑張れるか、という所ですが、それよりささむーさん、今ある種の壁にぶつかっている気がします。

 最近見た試合。

仙女、8月31日「Sareee、×笹村あやめ(オブライト)〇橋本千紘、優宇」

シードリ、9月6日「○笹村あやめ&神童ミコト(横入り式エビ固め→エビ固め) 下田美馬&Maria×」

シードリ、18日「○笹村あやめ(エビ固め)小林香萌」

シードリ、23日「○世志琥&笹村あやめ(スライディングラリアット)彩羽匠&星月芽依●」

 31日の仙女の試合はもうまるでチーム200㎏のワンマン(ツーウーマン?)ショー。ほとんどいいとこなかったです。

 6日は、良かったですかね。ただ、やたら張り切って動きが良かった、というより、ミコトちゃん、Mariaちゃんが新人的なのに対し、妙に落ち着いていました。

 18日は先輩の香萌ちゃんに勝って、結果を見れば大金星ですが、香萌がスピードやテクニックで対抗したわけでなし、ささむーが香萌の技に対抗したでもなし、ただお互いのプロレスが並行、並列して進んで結果だけ勝ったみたいでした。

 23日も悪くはなかったですけど、芽依ちゃんの覇気が目立ってました。
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 良かった6日の試合にしても、何か変に落ち着いて若々しさがないなあ、というか、まだまだ攻めなきゃいけないんじゃないでしょうか。

 デビューした時のささむーさんは輝いてましたね。新人らしからぬ強いエルボーに、力強い投げ技、神童ミコトとの試合でグラウンドでああも優勢だったのは目を見張りました。
 去年のファンが選ぶネットプロレス大賞で、激戦区の女子新人部門で最多得点だったのも納得です。

 しかし、ここにきての低迷は要するにこの子は、塾に行ってて予習をしっかりやっていたんじゃないかという気がします。

 「塾」というのは、学生プロレスです。良く知らないですが、まあ多少コミカル強めでも、基本的な受け身とかはしっかりやっているでしょう。

 が、プロレスは深いぞ、まだまだ先があるぞと。こうなると、早くからのスパートの慢心が怖い気もします。

 アタマが良くて小、中学で成績の良かった子は意外と高校あたりから伸びない、ってあるんです。

 小、中学の勉強はそんなに難しくない。ちょっと頭のいい子は予習とか復習とかしなくてもいい成績が取れる。だから、勉強しない癖がつく。

 高校からの勉強は、やっぱり予習、復習しないとついていけなくなる。だから余程天才的に頭が良くないと、家で勉強する癖がついていない子は伸びない、って聞いた事があります。

 ロープワークから受け身から1から苦労してプロレスを始めた子は、プロレスは大変なものだ、ってわかってるから、すぐ結果が出なくても歯を食いしばって、ずっとコツコツ努力する…。
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 勝手な想像です。ただ、ぁりさんとは似て非なる、というか、面白い関係です。

 中島安里紗は、最初はまるでダメでもないですが、一応基本は出来ますね、というだけで何も光るものはない地味な新人でした。

 それが突然開花して(狙ってたな)、JWPのJr王者にまでなりました。

 …で、ブランクを経て、プロレスに復帰して、2度目の大変身を遂げました。

 この2度目の大変身の秘密は聞いたわけじゃないですが(何なら裏で聞いてみては?)、ブランクを経てプロレスや自分のファイトを外から客観的に見られたためだと思います。

 Jr王者時代だって、他の選手もみんな必死でしょう。ただ、どんなに目のいい人も自分の背中は見えない。3年のブランクで自分のプロレスも人のプロレスも突き放して客観的に見えたんだと思います。

 下品でも何でも、まだまだぁりさんから学ぶ事は相当あると思いますね。
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 また、ぁりさん主語で考えると、18日の彩羽戦、ちょっとしたぁりさんの転機になりそうな気もします。

 シードリ最高峰のベルトを取ったというのもそうですが、前から思っていた下の選手との「熱戦、名勝負」です。

 上の選手でも高橋さんや狙うべき選手はいますが、Ozに固まっていたりする。同世代はもう引退や志田さんみたいに海外に行ったり、つっかさんみたいに団体のエース的ポジションになってたりする。

 もういい試合をするには、下の世代のいい選手とやるしかないのでは、と前から思っていました。

 今は袂を分かったとはいえ、かつて中島選手に憧れ、十分な地力は持った笹村選手とどういう試合をするか。

 二人の思惑、テーマに注目です。
2:ハート :

2019/10/04 (Fri) 20:05:31

ニョ

https://www.youtube.com/watch?v=bTHzh7XoFdY
3:ジョニー・ナンマイダー a.k.aハート :

2019/10/05 (Sat) 19:15:47

(beat by Buddha Brand「Don't test da master」)

“Good morning, Have a nice death!”

死ぬ気 で来たか あさはかなバカ!
sucka! 発火着火、放火、ガッカリさせんな、天井天下一斉掃射!
ここは気休め、おためごかし、聞かぬ戦場
チリはいくら積もってもチリ、気づけよ現状

たわごとざれ言泣き言
すべて、ひと事
言ってる間に焼却炉

一人の勝者、千の負け犬殺処分
天地の真理、あたしの原理

敗者に感謝(not dental clinic!)
泣き言、惨めさ、負け方調査!
栄光と誇りと余裕のミリオネラー

これがあたしの存在理由
レーゾンデートル、ピラフからもレーズン取る
プレジヤープリンシプル
快感原則、いつも戦場監察
敗者の山でプリンセスプリンプリン

身ぶりそぶりせどり、ジブリよりディズニー、

許さず生かさず加減せず、死刑宣告即執行

陸海空市街地全域侵犯、女は“コンプラ!”、

アンパンみてえなあんた、ワンバウンド!
4:ハート :

2019/10/06 (Sun) 11:49:50

 vs下の選手、という点で、シードリ他の二人の戦いを考えてみますか。

 多分、一番うまみがあるのは世(志琥)っちゃん。
 こんな子がプロレスラー? 大丈夫かいな、という程度の初々しい新人さんの相手には最適。
 見ただけで、スリル満点です。

 2年前かな、アイスでのvs朝陽ちゃん戦など、厳しさの加減(甘すぎてもしらけるし、厳しすぎても客が引く)とか絶品でした。
 まだtube にあるかな。神童ミコトちゃんのデビュー戦も感動的でしたよ。

 ただ、新人をカワイガル様な試合はともかく、白熱の熱戦となると、どうでしょう。
 あんまり見てないですが、彩羽戦は良かったですね。ただ、これもダムの同じ釜の飯を食った仲間です。
 保留という事で。
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 高橋さんは?
 う~ん、キャリアも相当ですから、一概には言えないですね。

 ただ、最近の強力なアドバンテージ。今年のvs水森戦!

 実力差アリアリながら、ゆなもんさんの頑張りもあって、面白かったです。

 …ほかはやっぱり、もう実力がありすぎて、下の選手との好試合は難しいんじゃないかなあ。
 ただ、水森戦は大ポイントですねえ。
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 さて、我らが中島大先生はどうか。
 ぁりさんが輝けば、後はどーでもいー、というのも本音ですが、先の彩羽戦など、これまでにない面白さだったとも思います。

 下の選手選手相手にどれだけいい試合をするかの勝負、という点でも、今日のvsささむー戦は注目です。
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(付記)
 重要な試合忘れてた。

 一つは見てないんですが、ガトムーで行われた「世志琥vs駿河メイ」。これ、両者のセンスから考えるに絶対面白かったと思うんですよねー。

 今日のタッグタイトル戦、少しはその片鱗が見えたでしょうか。
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 あ、世志琥選手の下の選手相手の面白い試合としては、トーナメントのvs桃野戦がありました。

 体格、キャリア的にここまで来れただけで超上出来、ここまでだろうと思われた桃野選手、大健闘で延長戦にまで持ち込み、延長戦でのスパートは後楽園を沸かせました。

 桃野選手の力もともかく、派手なヒールタイプの世志琥の名ジョバーぶりも光ったと思います。
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 で、この桃野選手、ぁりさんとのシングルも中々の熱戦でした。去年かな、ぁりさんプロデュース興行での第一試合、マニアは見るべき試合という感じ。

 二人とも、スピードが身上の正統派女子プロスタイルの選手で、その部分で凄くかみ合いました。
 コミカルさが持ち味の桃野選手がお笑いを封印して、スピードと技の真っ向勝負。
 女子プロ専門誌で誰かが月間か何かのベストバウトに選んでいました。
5:ハート :

2019/10/06 (Sun) 14:46:51

「〇 #中島安里紗 (トラースキック→ダイビングフットスタンプ→ダルマ式ジャーマン→ドラゴンスープレックス)笹村あやめ」
 …率直に言って中島の完勝と思った。

 ささむーさんが健闘するほどに、ぁりさんとの差が見える様な…。
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 試合後、ぁりさん、最後のチャンスだ、また手を組まないか、という誘いを、ささむーさん、拒否。

 その後は例によってのナナエさんとのやり取りでした。
6:ハート :

2019/10/07 (Mon) 00:09:23

 当然と言えば当然ですが、グラウンドからスタート。これはほぼ五分。結果論ですが、笹村選手、もっとグラウンドにこだわるべきだったかも知れません。動画で見た笹村vs神童。神童をグラウンドで完全に制圧していました。

 ただ五分と言っても、激しくスパーク、というより、一見五分だけど、どうもイマイチかみ合わないので、お互い、もやめよ、とやめた感じ。

 スタンドに映ると、早くも中島圧倒的ラッシュ! 戦場は場外に移り、ここでも優勢。

 リングに戻ると「どした、オラァ!」。ヨタヨタ状態の笹村さん、マジにこれで一方的に終わるかという気もしました。

 笹村の「転」は、中島のソバットをキャッチしてマフラーホールド! これ、ぁりさんの定番、得意ムーブです。

 何とか蘇生した笹村さん、一気に畳み込んで劣勢を挽回したい所ですが…出来ますん!

 前半のダメージが大き過ぎたのか、技を出しても次の技を出すのが遅かったり、青息吐息で非力。中島に有効なダメージを与えられません。

 最後の笹村の見せ場は、ぁりさんの得意技でもある、ドラゴンスープレックスを何とか決めたシーンでしょうか。

 結局、ぁりさん、メインだしタイトルマッチだから、少しはやらせただけで、じゃ、この辺で、という感じでラストは例のエルボー連打から、一気に決めました。
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 …う~ん、この試合どうでしょうね。高橋さん、試合後もツイッターでも、全然熱くなかった、と言っていて、まあその通りです。

 ファンとしては、ぁりさんの非情さや強さが見られた、という点でまあ、見るべきものはあったと思いますが、やっぱり一般的にはどうかなあ、と。

 ささむーさんはやりようではもっとデキる選手だと思いますが、今ちょっとスランプみたいな感じで、タイミングが悪かった気もします。

 ただ、仮に好調でも、例えば先に上げたvs神童戦。あの試合の凄さは、グラウンドでもスタンドでも、神童を制圧していた事で(今、やれば?)、あの試合の容赦なさ、あれがないとぁりさんには迫れないと思います。

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